僕の心に君が住み着いて離れない・・にやにや必至ラブコメ『僕の心のヤバイやつ』1、2巻読後レビュー

ラブコメ

こんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。

最近、このマンガがすごい!2020が発表されました。

皆さんが読んだことのある漫画はランクインしていましたでしょうか。

私はというと、第9位の 『パンダ探偵社』を読んだことがありました。

今回紹介するのは第3位にランクインしている『僕の心のヤバイやつ』という漫画です。

私がこの漫画を読んだきっかけは、ランキングを見てではなく、以下のツイッターで投稿されている内容でした。

たった4ページの内容で心をがっちりとつかまれてしまいました・・・・・。

女の子がかわいすぎる。

無理やり人のピザまんに食いつく姿。

そして、自分の持っている肉まんを無理やり食べさせてくる強引さ。

こんなことを高校生時代にされたらたまりませんわ・・・・。

とにかく、この4ページに心を奪われてしまったので、もっと見たい、この女子の詳細を知りたいと思い、販売されている単行本1巻、2巻をkindleで即買いしてしまいました。

今回は、単行本の方の内容も素晴らしく良かったので、そちらの紹介をしたいと思います。

この漫画はこんな人におすすめです!!

・女の子のフェチズムを描いた漫画が好き

・学生時代の恋愛の微妙な心の距離・変化を描いた漫画が好き

・青春の甘酸っぱいラブコメが好き

・何を考えているかわからないがだれ隔てなく接してくれる女子が好き

・根暗な青春時代を過ごしてしまった人(主人公の性格に共感できます)

・くすっと笑えてしまう系の漫画が好き

1. 簡単な著者紹介

僕の心のヤバイやつ 』の著者は桜井のりおさんです。

ツイッターもやっています(アカウント @lovely_pig328 )

有名な代表作は『みつどもえ』という作品で、日本一似ていない小学生の三つ子のドタバタコメディーを描いています。

現在19巻で完結。アニメ化もされたのでご存じの方も多いかと思います。

2. あらすじ 

まずは、この本のあらすじを紹介します。

学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を妄想してはほくそ笑む、重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。

だが山田を観察する内に、京太郎が思う「底辺を見下す陽キャ」とは全然違うことに徐々に気づいていき…!? 陰キャ男子・京太郎の初めて恋、始まる。

陽キャ美少女×陰キャ少年のニヤニヤ系青春格差ラブコメディ!!

引用元:Amazon 紹介文

設定としては、以下の三つぐらいでしょうか。

・学園青春もの

・中二病と美少女の格差恋愛

・にやにや系漫画

わりと王道ですよね。

ただ、この主人公が気になる美少女・山田杏奈は単なる美少女ではないんです。

お菓子がとても好きで、喜怒哀楽がはっきりしており、天真爛漫。

中二病真っ盛りの主人公・市川京太郎にも積極的に話しかけてくるようなとても素晴らしいキャラを持った美少女なんです。

学生時代に甘酸っぱい青春を送れなかった多くの大人たちにとってはとてもまぶしい存在・・・・。

こんな人が学生時代にいて、関わることができたらどんなに幸せな学生生活を送れただろうか。

そんな気持ちにさせられます(笑)

3. この漫画の素晴らしい点

3.1 ヒロインの美少女・山田さんがとにかくかわいすぎる

ラブコメにはかわいくて魅力的なヒロインが不可欠ですが、今回のヒロイン山田さんはとてもいいですね。

先ほども若干書きましたが、 お菓子がとても好きで、喜怒哀楽がはっきりしており、天真爛漫。

普段何を考えていて、どう行動するのかがわからないため、振り回されてしまう感じや、陰キャの主人公に対しても積極的にかかわり、話しかけ、コミュニケーションをとる人のよさがとてもかわいく描かれています。

学生時代を市川と同じような境遇で過ごした人にとっては理想の女性ではないでしょうか。

やっぱり、引っ込み思案で人とのかかわりを極力避けようとしている陰キャに対して、そういったATフィールドをはねのけて関わりを持とうとしてくれる人はとても貴重で、素晴らしく思えてしまいます。

私も、あんまり人とコミュニケーションをとる方ではなく、向こうから話しかけてもらえると嬉しいタイプなので、山田さんみたいな人はとても好きです。

例を挙げるとしたら以下のシーンですかね。

美少女にこんな感じで接せられたら好きにならないわけないですよね。

うらやまけしからん・・・・(笑)



また、山田さんは顔芸がいいですね。

この漫画ではギャグ要素もあるため、様々な表情を見せてくれています。

恥ずかしい顔や、死んだ目の顔、さげすむ表情など、はっきりとした表情を見せてくれる点も彼女の魅力だと思います。

私もさげすまれた表情で見られたい!!!

3.2 ヒロインだけじゃない!!主人公もとにかくかわいい

この漫画でいいなぁと思ったのは、主人公の市川の性格です。

確かにあらすじに書かれてある通り中二病の陰キャなんですが、とにかくやさしい。

誰かが困っていたらすぐに行動して助けてあげたりするんですが、とにかくヒロイン山田さんのこととなるととてつもない行動力を発揮します。

特に印象的なシーンが、教室で山田さんが泣いていることを見つけた時に、クラスのみんなに気づかれないようにするために、黒板の発表用紙をカッターで切り付けて自分に注目を集めるようにしたシーンです。

自分が変な奴とみられてしまうことには一切かまわず、すぐにそういった行動をとれる点がヒーローだなと思ってしまいました。

また、市川はとてもシャイです。

山田さんの突飛な行動一つ一つに対して、ドキドキしたりして、素直にうまく反応できなかったりしています。

そんなシャイだけど、一生懸命山田さんとコミュニケーションをとろうと頑張っている市川を見ているととても他人事とは思えず応援をしたい!!という気持ちになってしまいます。

市川に対しては、自分の青春時代を投影している部分が半分と、もう半分は純粋に山田さんとのコミュニケーションを応援している面が半分あり、とても楽しく読むことができているように思います。

3.3 「距離」「変化」「気付き」を丁寧に描いた漫画

1巻の著者のあとがきにこのような言葉が書かれています。

この作品は 「距離」「変化」「気付き」 を丁寧に描いていきたいと思っています。どうか長い目で見守ってください。

このあとがきを見た時に、とてもスーッと納得した気分になりました。

1巻の最初の段階では、市川と山田さんの間にはなんの関係もありません。

それが、徐々に図書館でのかかわりを通じて、好きとは言えないけれどもなんか気になる存在となり、そこから徐々にほっとけない存在へと変化していく。

そういった微妙な距離や心の変化について、具体的にどういったことをきっかけに気づいていったのかというのがとても緻密に描かれていることに、このあとがきを読んで改めて気づきました。

そして、2巻では1巻で変化してきた関係が、さらにどう変化していくのか、市川の変化に対して山田さんはどう対応するのかといった点が、描かれていて、読み進めるうちに「あぁぁあ~青春してんなぁ~~」「尊い!!」という気持ちにさせてくれます

好きどうしの関係が明確になっているラブラブな漫画も好きですが、この漫画のように徐々に好きになっていく、けど相手には伝えられないというもどかしさを描いている漫画もとてもいいですね。

久しぶりにこういった微妙な変化を描いている漫画に出会えて幸せでした。

3.4 漫画表現も素晴らしい

今回1~2巻を読んでいて表現が珍しいと思ったコマがあります。

それがこちらです。

場面としては、図書館でお菓子を食べていることをばれそうになった山田さんを助けるために、とっさに手を握ってお菓子を隠すシーンです。

このコマでは手前の握られた手をぼやかしつつ市川の真剣な表情をアップにすることで、急に手を握られてびっくりしたが、それよりも真剣な市川の顔が近くにあることに対して注目してしまっていることがとてもよく表現されていると思います

あまりこのような表現を漫画で見ることがなかったためとても新鮮でした。

この次のページでの山田さんの驚いている表情もまた素晴らしいのですが、そちらはぜひ単行本を買ってお読みください。

今後もこのような新しい漫画表現に出会えると嬉しいですね。

3.4 著者のフェチズムが随所に的確にちりばめられている

今回の漫画は女性の可愛さを表現したフェチズム要素が随所にちりばめられています。

しかも、そのどれもがとても的確に読者にささるように表現されており、私のフェチズムセンサーにもほとんどすべて引っかかってきます。

教室にある自分の机の上に好きな女子がお尻からのっかられてしまうシーンであったり、帰宅途中で一緒に帰るときにパピコを半分こするシーンであったりと・・・・自分は青春時代にできなかったけど、こんなことやりたかったなぁ~、やってくれたらかわいいなぁと思うようなシーンが目白押しです。

1エピソードに1にやにやは必至ですので、絶対自分の部屋で1人の時に見た方がいいと思います。

こういったフェチズム漫画は自分がどういった状況、態度、様子、姿に興奮するのか、好きだと思うのかといったことについて改めて教えてくれたり、新たな発見をくれたりするのでとても好きです。

自分が今まで知らなかった女性の魅力的な姿を知ることができると、新たな世界が広がった感じがしてとてもすがすがしい気持ちになります。

皆さんもぜひフェチズム漫画をたくさん読んで立派な変態になってください(笑)

4. まとめ

今回は、『僕の心のヤバイやつ』について個人的におすすめな点を紹介しました。

まとめると、以下のような感じです。

・にやにや必至のフェチズム満載のラブコメディー

・主人公もヒロインも個性的で魅力的すぎる

・心の機微が丁寧に描かれていてもどかしいと同時に応援したくなる

・ギャグも面白くときおりくすっとさせられる

・漫画表現も新しいものがあり、見ていて新鮮

冒頭に載せた肉まんの話が掲載されている3巻が出るのが待ち遠しいですね。

皆さんもぜひ1、2巻を買ってにやにやしてください。

ではでは~。

また、お得情報になりますが、U-NEXTの31日間無料登録をすると、600円相当のポイントがもらえるため、『僕の心のヤバイやつ』1巻をポイントで購入することが可能です。

おすすめですのでぜひ登録してみてください!

※本ページの情報は2020年5月時点のものです。
  最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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