こんにちわ。ひゅうが（＠hinatanohyuga）です。
今回は『トニカクカワイイ』9巻の感想を書いていきたいと思います。
毎回読んでいて思うのですが、トニカクカワイイを読んでいると、夫婦のすばらしさというか、夫婦関係ってとても大切で特別なものなんだなということを改めて感じますね。
やっぱり自分が好きな人を妻にしているわけなので、大切にしたいし、好かれたいし、特別に思われたいし。
トニカクカワイイは新婚さんにもベテラン夫婦にもとてもおすすめしたい漫画です。
では、特に気になったシーンを書いていきたいと思います。
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」
ナサ君と運動をしていた司ちゃんが、鉄棒をしたときにでてきたシーンです。
今回のこのシーンを見て、一瞬で「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」のフレーズが頭に浮かんできました。
一般人が言語化できないもやもやとした考えを一言でズバッと表現したあのアニメは偉大ですね・・・・・。もはや概念として昇華してしまいました。
男の子はパンツにも興奮しますが、パンツじゃない場合でも反応します。
あのスカートの中には、秘密がいっぱい・・・・男の夢がいっぱい詰まっているのです。
体操服は確かにあまり興奮しないかもしれませんが、男性からするとスパッツなんてほぼパンツと一緒ですよ。
いやらしい目で見ないわけがありません。
この後のシーンで、スカートで微妙に隠しながらスパッツを脱ぐというとてもニッチなラインを狙ったフェチを世の男性たちに認識させた畑先生の罪は重いと思います。
確かにいいよね・・・・。
太ももって抗うものではなく、包み込まれるものなんだ
無防備に寝ているお嫁さんのふとももにキスをしたいナサ君。
ナサ君はふともも好きですよね。
8巻の最後の方でも司ちゃんのふとももに顔をうずめてましたし。
確かに太ももは柔らかくて、ふにふにしてて、生暖かくて、すべすべしてて、この世のものとは思えない癒し効果を与えてくれる謎物質ですよね。
私もよく妻のふとももで顔を挟んでもらって・・・・げふんげふん
ナサ君はこういった場面で罪悪感というか、理性が働くあたりまだ人間としての形を保てているのかもしれません。
私だったら、何も考えずに実行します。さもそれが当然かのように。
僕が悪いんじゃない！太ももの存在自体が罪なんだ！
夫婦という関係は特別なんだ
今回の9巻ではこの言葉がとても心に刺さりましたね。
トニカクカワイイでは、この「夫婦は特別な関係だから大切にしないといけない」という点が一貫して描かれているように思います。
恋人という過程を得ずに結婚した二人だけれども、出会ったときからずーっと特別な関係であり続けること。
そして、特別な関係であることを大切に保てるよう努力すること。
ナサ君と司ちゃんは漫画の中でそういったことを見せてくれているのだと思います。
今回読んでいて特に二人の関係性を感じ取れた箇所が以下のシーンです。
何気ないシーンのように思えますが、司ちゃんはそれまでにキューマちゃんと一緒にいた時はとてもクールでそっけない感じだったのですが、ナサ君が現れた瞬間に人が変わったようにかわいく、柔らかな感じの話し方になっているのです。
ナサ君だからこそ、司ちゃんの柔らかな部分というか優しい素直な性格を引き出すことができていると考えると、この2人の関係は2人だけの本当に特別な関係なんだなぁと伝わってきて、とても印象的なシーンでした。
人生には、一瞬でわかることがある
生きていると、なぜかはわからないけど、直感でわかることがある。
他の人にとっては些細なことで、何も感じないようなことでも、自分にとっては大事なことで、自分だけには分かるということが、この世の中には存在すると思う。
2人が初めて出会った運命の日、司ちゃんの「結婚してくれるなら付き合ってあげる」という言葉に、ナサ君が「はい喜んで」と即答したことも、その回答を受けて司ちゃんがナサ君を信頼できると感じたことも、一見すると意味不明なやり取りでも、2人にしかわからない、感じ取れない何かが確かにあって、そのことを2人がとても大切にしているという描写がとてもよかった。
確かに、自分の場合も、うまく言葉にはできないけれど、この人なら結婚したいと思わせてくれるような魅力が確かに妻にはあると感じた。
優しいとか、かわいいとかそういったことじゃなくて、もっと根本的な、言語化できないような複雑な感情なんだけど、確信をもって正解だと思える感情。
世の中の夫婦が感じていることを漫画を通して表現してくれる、そしてそれを読んだ私みたいな人間が自分の考えや感情を再認識し、考える機会を得る。
そういった経験ができる漫画ってとても素晴らしいものだと思います。
トニカクカワイイはかわいいだけじゃなくて、夫婦関係についてもとにかく考えさせられる漫画のように思えてきました。
第99話にしてかなり終わりそうな雰囲気が出ていますが、大丈夫ですよね？
まだ続きますよね？もっといちゃいちゃした姿が見たい・・・・・。
まとめ
トニカクカワイイ9巻は、夫婦関係の特別さについて特に描かれていたように思います。
特別だからこそ大事にしないといけないし、一つ一つの思い出がより関係を強固にして言っているのだと思います。
読み進めるうちに自分のことに置き換えて考えさせられるので、一回目は何も考えずにカワイイカワイイということだけを感じて、二回目でじっくりと読むのがいいかもしれないですね。
次の10巻が待ち遠しいです。
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