【料理初心者が作る趣味としてのスパイスカレー】3回目のスパイスカレーは完全に沼にはまる味だった

スパイスカレー

こんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。

最近毎週のようにスパイスカレーを作っています。

それくらい楽しいです!!

作ったカレーを食べる妻も大変喜んでくれており、おいしいおいしいと食べてくれるので作り甲斐もでてきました。

前回の記事ではスパイシーポークカレーを作って紹介をしましたが、今回は、もう一度基本に戻ってスタンダードなチキンカレーを作りたいと思います。

初めてスパイスカレーを作ったとき(こちらの記事(初めてスパイスカレーを作ったら今後の展望が見えてきた)もチキンカレーでしたが、今回のチキンカレーは初回よりも結構手間暇をかけて作るレシピとなっています。

作った結果を簡単に言うと、「家でこのレベルのカレーが食べられるなんて・・・うますぎる・・・」です。

今まで作ったカレーの中でもダントツでうまくできました。

やっぱり経験って大事ですね!

初心者でも以下の通りに作れば簡単に、かつ超絶楽しく作れるのでぜひ試してみてください!!

この記事はこんな方にお勧めです。

・これからスパイスカレーを作りたいと思っている方

・スパイスカレーをつくってみたいけどどうすればよいのかわからない方

・スパイスカレーに興味がある方

・社会人になってなにかいい趣味がないかなーと考えている方

・おいしいチキンスパイスカレーを家で作ってみたい人!!

また、今回のレシピもブログで紹介している『スパイスカレーを作る』水野仁輔著を参考としております。

初めて作られるという方はそちらの本もかなりおすすめですのでご覧になってください。

それではまず材料から紹介をしていきたいと思います。

 
植物油・・・・大さじ3

【材料】
<はじめのスパイス>
ホールスパイス
 ●クミンシード・・・・小さじ1/2
 ニンニク・・・・1片
 ショウガ・・・1片
 タマネギ・・・大1個
 ホールトマト・・・200g
 鶏モモ肉・・・・400g

<中心の香り>
パウダースパイス
 ●ターメリックパウダー・・・・小さじ1/2
 ●レッドチリパウダー・・・小さじ1/2
 ●パプリカパウダー・・・小さじ1
 ●クミンパウダー・・・小さじ2
 ●コリアンダーパウダー・・・小さじ4
 塩・・・・小さじ1

<鶏ガラスープ>
 水・・・・・400ml
 鶏ガラスープの素

<仕上げの香り>
フレッシュスパイス
 ●ガラムマサラ・・・・小さじ1/2

0. スパイスについて
今回も前回の記事同様にスパイスについてはGABANで発売されているものを購入しました。

ただ、水野先生のレシピに載っていた「ブラウンマスタードシード」と「フェンネルシード」は購入することができませんでしたので、今回使用しませんでした。

皆さんも作る際はお近くのスーパーにあるかを事前に確認した方がよいかと思います。

なかった場合はネットで注文するか、スパイス専門店等で購入しましょう!

入手できた場合は<はじめのスパイスに>ブラウンマスタードシード小さじ1/2とフェンネルシード1/2を加えてください。

1. 下準備

鶏肉400gは常温に戻し、塩コショウを振って、皮面に切れ込みを入れます。

塩は1~2時間前、こしょうは焼く直前がよいと思います。

ニンニクとショウガは叩き潰してからみじん切り。

玉ねぎは薄切り。

ホールトマトは今回、缶詰を使用しましたが、缶から出してスプーンでつぶしておきましょう。

後から加える中心となるスパイスも調理の途中で出すと慌ててしまうので、先に調合しておいた方が無難だと思います。

2. ホールスパイスを炒める

今回のホールスパイスであるクミンシードを油で炒めます。

シュワシュワと泡が出てきて、濃い茶色になったらOKです。

クミンシードが濃い茶色になったら、叩き潰してみじん切りにしたニンニクとショウガを加え、こんがり色づくまで炒めます。

それができたら、今度は玉ねぎ(スライス)大1個を加えて強火で炒めていきます。

今回は、前回2回と違って、鍋ではなく「大きめのフライパン」を使用してカレーを作っていきました。

というのも、今回のカレーも玉ねぎを長時間炒めていくのですが、前回鍋でやったときは焦げが発生してしまい、うまく炒めることができなかったためです。

そこで、今回はテフロン加工が施されている大きめのフライパンを使用することにしました。

玉ねぎについては今回のカレーではキツネ色になるまで炒めていきます。

ここで出てきたキツネ色というのは、先ほど紹介した水野仁輔先生著『スパイスカレーを作る』で提唱されている玉ねぎの色の変化を表現したものになります。

水野先生は玉ねぎを炒めるときのメジャーな表現である「キツネ色」と「あめ色」について、キツネという動物の色だったものが、あめ玉というお菓子の色に変化することに疑問を持ったらしく、どうせならすべての色の変化を動物で表現できないかということを考えた結果、以下のような表現方法に行きついたようです。

段階としては、ウサギ色(400g)から始まり、クラゲ色(300g)→イタチ色(220g)→キツネ色(170g)→タヌキ色(130g)→ヒグマ色(100g)→ゴリラ色(80g)と変化していきます。

面白いですよね。独自のメソッドや考えを提供してくれる水野先生の本はレシピ本としてだけではなく、読み物としてもとても興味深いです(笑)

今回炒めた結果が上の画像の通りです。 きつね色に見えますか?(笑)

もう少しうまく炒めることができたのかもしれませんが、今回はこれが限界でした。

玉ねぎの炒め方については、水野先生がYoutubeで紹介もしてますので参考にしてみてください。

あまり玉ねぎを木べらで動かして炒めるのではなく、タマネギに火を通すために、動かさずに平たく広げてそのままの状態にする時間をじっくりととることがポイントのようです。

ただ、完成品を食べた結論ですが、上記の状態の玉ねぎでも、十分おいしかったです。

前回のような焦げの味もなかったですし、タマネギの甘みを十分に感じることができました。

3. ホールトマトの投入

ホールトマトは十分につぶした状態でフライパンに加えます。

投入後もさらにつぶしながら炒めていくのですが、強めの中火で水分がきっちり飛ぶまで炒めます。

ペースト状になっていき、木べらで動かしてもあまり動かなくなってきたらOKです。

状態としては以下のような状態です。ねっとりとした状態になっています。

4. 中心となるパウダースパイスを投入

ペースト状になったら、中心となるスパイスを投入します。

ペーストとスパイスを混ぜ合わせていき、スパイスのいい香りが漂ってくるまで2分程度は炒めていきます。

今回のスパイスもとてもいい匂いですね。 

ちゃんと炒めていくと香りが強くなってくるので、そこまではちゃんと炒めた方がいいです。

パウダースパイス
  ●ターメリックパウダー・・・・小さじ1/2
 ●レッドチリパウダー・・・小さじ1/2
 ●パプリカパウダー・・・小さじ1
 ●クミンパウダー・・・小さじ2
 ●コリアンダーパウダー・・・小さじ4
 塩・・・・小さじ1

5. 鶏肉を焼く

常温に戻し、塩コショウ、皮面に切れ込みを入れた鶏肉を皮目を下にして焼いていきます。

フライパンに皮面がぴったりとつくように並べてください。

皮面がこんがりとしたら、裏返し焼いていきます。

あとで若干煮込むのでそこまできっちり焼く必要はなく、7割程度でかまいません。

火が通ったら、一口大に切り、常温で休ませます。

以下のような状態です。

鶏肉もこの状態ですでにおいしそうですね。じゅるり・・・。

6. 鶏ガラスープを入れる

400mlのお湯に鶏ガラスープの素を入れて、鶏がらスープを作ります。

水野先生の本では、本格的に鶏ガラから煮込むスープを使っていますが、そこまではできませんでしたので、企業が膨大な時間をかけて開発し作り上げた素晴らしい製品(味の素丸鶏がらスープ)を使わせていただきました。

※この鶏がらスープのもとで作ってもとてもおいしかったです。

十分に混ざったら、先ほどまでペーストを作っていたフライパンに鶏ガラスープを投入します。

今回のカレー作りでは、この鶏がらスープを入れた瞬間が一番いい香りがしました。

ぜったいうまいやつやん!!!」と宮川大輔さんばりに口にしてしまいます。

7. 一口大に切った鶏肉の投入

鶏がらスープを入れて、一度に立たせた後に鍋中全体がよく混ざるようにかき混ぜます。

よく混ざったら、先ほどフライパンで焼いた鶏肉を肉汁ごと混ぜ合わせます。

鶏肉を加えた後は、ほとんど煮る必要はなく、全体に味がなじむようにかき混ぜてください。

最後に、<仕上げの香り>であるガラムマサラ1/2を投入してカレーの完成です。

食べてみた感想

こちらが今回完成したカレーです!!! ぱちぱちぱち~!!

調理時間は、煮込み時間も含めて1時間半程度でした。

今回のカレーは見た目もかなりおいしそうにできました。

ごろごろとした鶏肉もカレーの色とマッチしてみてるだけでよだれが出てきますね。

味の感想はというと、全体にかなり整った味になっていて、とてもうまかったです!!!

ごろごろの鶏肉が食べ応えあるのと、鶏肉の味がスパイスと相まって普段食べたことのない味に変化してました!!

ただ、やっぱりスパイスのパンチが物足りなかったです。

スーパーで購入できず入れることができなかったスパイスが影響しているのか、それとも別の要因なのかは探っていく必要があるかと思います。

お店で食べるスパイスカレーは食べた瞬間にガツンとスパイスのパンチがあり、それが一番の醍醐味だと思っているので、スパイスの特性についてはもう少し勉強してみます。

また、鍋ではなくフライパンで作ってみたのは大正解でした。

玉ねぎを焦がすことなく炒めることができましたし、全体的に扱いやすかったです。

もう少し深型の大きいフライパンでもいいかもしれません。

<今回の気づき>
・鶏肉のスパイスカレーは定番だけどやっぱりうまい!!

・スパイスカレー作りは普通の鍋よりもフッ素加工のフライパンの方が便利

・鶏がらスープは味の素の鶏がらスープのもとで代用してもおいしくできる

・スパイスのパンチを出すにはスパイスについて勉強する必要があり

・鶏肉は一度フライパンで焼いた方が皮の香ばしさやパリパリ感が味わえる

・もっとスパイスのパンチ力を感じることのできるカレーを作っていきたい!!

理想のスパイスカレーには一歩一歩確実に近づいている気がします。

このスパイスカレーを研究している感じや、検討段階でもかなりおいしいカレーを食べれているのが最高ですね。

男の趣味として最高に楽しい趣味だと思います。知的好奇心も満たせて、妻の胃袋もつかめる!

皆さんもぜひぜひ作ってください!!

でわでわー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました