やさしいお姉様キャラは好きですか?ならこれを読みましょう!『乙嫁語り』12巻読後レビュー

ラブコメ

皆さんこんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。

今回は私の大好きな漫画である『乙嫁語り』12巻の感想を書きたいと思います。

1. 乙嫁語りとは

乙嫁語り』(おとよめがたり、The Bride’s Stories)は、森薫による日本漫画作品であり長編第2作目の作品である。エンターブレイン発行の隔月誌『Fellows!』volume1(2008年10月発売)より連載を開始し、同誌が年10回刊『ハルタ』へと誌名変更された2013年現在も基本的に毎号連載中。同誌の看板作品となっている

wikipedia

ウィキペディアに記載されている通り、乙嫁語りは森薫戦線による長編第二作目です。

第一作目はあの有名な「エマ」という英国のメイドさんを主人公にした漫画です。

こちらも、異国情緒あふれるとてもおもしろい漫画ですので、乙嫁語りを好きな方は読んでみてください!!

2. あらすじ

19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台となっており、「乙嫁」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人間の愚行を織り交ぜた物語を描いた漫画となっています。

3. 乙嫁語りの魅力と12巻の感想

ここからは乙嫁語りの魅力を述べていきたいと思います。

3.1 ストーリーだけではなく、1コマ1コマの迫力に魅了される

エマのころから森薫先生の作品は読んできているのですが、どの作品も全体を通して、とても絵が細かく、素人が見てもとても労力をかけて描いているのがわかります。

動物、建物、インテリア、服装等、細かいところまで精緻に書かれていて、ストーリーとは別にうっとりとコマの絵自体に見入ってしまうことが時々あります。

あとがき等を読むとわかるのですが、森薫先生はとても好奇心旺盛な方で、エマの時には「英国文化」「メイド」、今回であれば「中央ユーラシア」「遊牧民」といったように、その時々で興味を持ったことに対して深く洞察し、描くようにしています。

資料を読むのはもちろんのこと、実際に海外にも足を運び、目で見て、感じ、それを漫画にしてくれているので、実際に絵にもとても迫力がこもっています。

今回12巻で出てきた上の画像のステンドグラスについても、おそらく実物があるのでしょう。

行ってみたいですねぇ・・・・。

圧倒的な興味というか、なにかしらのマニアの方におすすめを聞くこと、自分が全く知らない素晴らしいものを紹介してもらうことの興奮に似ているのだと思います。

中央アジアを知りたい!!という人も、全く知らないよ!!!という人もきっと満足できる絵柄となっておりますので、おすすめです!!

3.2 女性の魅力がこれでもかとたくさん詰まっている!!

神は言った「美しいところは人に見せないように」


Fllows作品、ハルタ作品に共通することかもしれませんが、登場する女性がとても魅力的に描かれています。

今回の12巻では女性の魅力の一つである「髪」に関する話が掲載されていました。

中央ユーラシアの文化なのかもしれませんが、以前から乙嫁語りでは女性にとっての髪というものの重要性が所々で描かれています。

長い髪の女性ってとても女性的で魅力的ですよね。

結婚してからわかったのですが、長い髪というのは手入れにとても手間と時間がかかるようです。

そういった手間暇を惜しまず、美しさのためにきちんとやることをやることのできる女性はとても魅力的だと思います。

艶、やわらかさ、長さ、それを見せるしぐさといったすべての要素がこれ以上ないくらい魅力的に漫画で表現されていて、見ているこっちもほれぼれさせられてしまいます。

漫画でも記載されていましたが、

という状態ですね(笑)

この髪の回に限らず、乙嫁語りではいろんな乙嫁のそれぞれの魅力について余すところなく超絶技巧で表現されているので、基本的にはすべての乙嫁が好きになること間違いなしです。

女性の魅力的な部分を再認識することもあれば、今まで認識していなかった新たな魅力を発見することもできる素晴らしい漫画となっていますのでぜひぜひ読んでみてください。

3.3 シーリーンとタラスがいっぱい!!うれしい!!

今回の12巻ではスミスの妻となり、一緒に旅をしているタラスがシーリーンとアニスの家を訪れます。

何を隠そう、私は乙嫁語りの中ではタラスとシーリーンがトップ2で好きです。

シーリーンについてはそのふくよかなボディとスイカを丸ごと一個食べてしまうという意外性に心を撃ち抜かれてしまいました。

性格もやさしく、芯の強い女性です。

12巻の表紙の左側にいるのがシーリーンです。

一方、タラスについては、はかなげな感じやつらいことを経験したからこそ人にやさしくできるというやさしさ的な部分に惹かれてしまいます

あとは、大人なんだけれども意外と乙女的な部分もあり、スミスに対しては恥ずかしがったり、素直な気持ちをぶつけたりと、普段の落ち着いた姿とのギャップもとても素晴らしいです。

タラスは今までに6人の夫を病気等で順番に無くしてしまっているため、とてもつらい日々を過ごしてきているので、今回のスミスとの結婚では幸せになってもらいたいですね。

下の画像の左側の人物がタラスとなっています。

2人そろって並ぶとお姉さん感がすごいですね・・・・・。

お姉さんキャラ好きにはたまりません。。。

2人の間に挟まれたい・・・。

森薫先生のお姉さんキャラは昔から女性の魅力がむんむんで、とても好きです。

お姉さんキャラ好きにもこの漫画はおすすめです。新たな扉を開くことができるかもしれません。


あと、この項目の一番最初に載せているこの画像ですが、

とてもよくないですか?

美しい絨毯の上に、ふかふかの大きいクッションがあってくつろげる空間。

一目見た瞬間に目を奪われてしまいました・・・。

将来的にはぜひ家にこのような空間を作ってだらだらと過ごしたい!!

ペルシャ絨毯でこのサイズだといくらするんだろ・・・

4. まとめ
乙嫁語り12巻は期待を裏切らない最新刊となっています!!

特に、シーリーンとタラスが一緒にいるところをみれたのが幸せです!!

すでに分かれてしまっていますが、またいっぱい出してくれたらうれしいなぁ・・・・。

次の巻も楽しみに待つことにします。

皆さんも一巻からぜひ読んでみて下さい!!

 


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