こんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。
今回は、『トニカクカワイイ』9巻の感想を述べたいと思います。
1巻を読んだころから思っていたのですが、『トニカクカワイイ』はいままでのラブコメ漫画の中でもずばぬけて最高ですね。
最近イチャイチャ系の漫画はたくさんありますが、ここまで夫婦のイチャイチャを見事に描いた漫画は今まで見たことがありません。
この作品を生み出してくださりありがとうございます。畑先生!!!
ただ、一つ心配なのは、この『トニカクカワイイ』をリアルタイムで読んでいる青少年たちですね。
ラブコメ漫画って青少年の恋愛観や結婚観にかなり影響を及ぼすと思うんです。
きっと『トニカクカワイイ』を読んだ青少年たちはつかさちゃんのような奥さんを理想としてしまい、理想と現実の差に絶望してしまうのではないか・・・。
そう危惧しまうのです。
理想と現実は違う!!そう思っていても、この漫画のレベルになると心の奥底に深い影響力を及ぼしてしまい、そう簡単には抜け出せないでしょう。
なんて恐ろしい魔導書なんだ。R指定しなくてもいいのかと思ってしまいます。
ただ、一言言えるとしたら、司ちゃんのような素晴らしい奥さんを手に入れるには、自分自身がナサくんのように素晴らしく魅力的にならないといけないというのが真理だということに気づかねばならないのです・・・。
では、前置きはこれぐらいにして9巻のすばらしい点を述べていきたいと思います。
つかっさんは一貫してギャップ萌えがすばらしい・・・。
クールで、謎めいていて、なんでもできる完璧超人だけど、時には人間っぽさも出してくるところが大好きです。
今回は、「だんな様に甘えたい」「愛情表現をしてもらいたい」という気持ちを抑えきれずに「私のこと好き?」って聞いてしまう人間らしさ。
そして、素直なだんな様が愛をささやき始めると、猫になって静かにゴロゴロと鳴いて喜びを表現するかわいらしさ。
つかっさんはただでさえ「トニカクカワイイ」のにさらに猫耳と猫しっぽを付け加えたら、そりゃ無敵ですよね。
最初は「ゴロ」。
愛をささやかれるごとに「ゴロゴロ」→「ゴロゴロゴロゴロ」とねこがのどを鳴らす仕草でうれしさの大きさを表現するという漫画表現にも秀逸さを感じました。
おもて立っては顔にださないけど実はうれしいんだよーというのがとても伝わってくる表現だと思います。
「あなたには功夫がたりないわ」って最近聞いた気がしたんですが「ハイスコアガール」ででてきてましたね。
バーチャファイターのパイチェンというキャラのセリフのようです。
それは置いておき、ナサくんは今回も素直でまっすぐに突き進みます。
功夫がたりないといわれれば功夫(司ちゃんへの愛情表現の仕方)をすぐに鍛え始めます。
そういった素直さがナサくんの最大の魅力であり対つかさちゃんへの武器になっていますよね。
まさに
という感じです。
ナサくんの素直な突発力があるからこそ、クールな司さんの恥ずかしがってる姿や照れてる姿を見れる!
がんばれナサくん!!「トニカクカワイイ」の全読者が応援していることでしょう。
今回のベスト功夫を挙げるとしたら「僕が司ちゃんを思う気持ちは、この熱波よりも熱いから・・・」ですね。
第84話 お嫁さんがウザいだんな様の話
タイトルだけ見ると、ナサ君が司ちゃんをウザがるなんて、何があったんだ・・・と心配になりましたが、もちろんそんなことはありませんでした。
むしろ、いつも以上にラブラブでした。ごちそうさまです。
ただ、この話は珍しく、司ちゃんが終始はっちゃけているような回になっていてとても印象的でした。
9巻になり夫婦になってだいぶたってきたので、司ちゃんもそういう一面を見せてきたということなのでしょうか。
一生懸命になって集中しているだんな様を邪魔したいお嫁さん。
かまってほしい、じゃれあいたいという気持ちがあいまって普段からは想像できないような素顔を見せてくれています。
具体的にはこんな感じになります。
だめだこいつ・・・どうにかしないと・・・。
と普通の人なら思いますが、司ちゃんだとこんな感じもとてつもなくかわいいですね。
普段クールな司ちゃんからこんなおちゃめな一面を見せられたらたまらないと思います。
ノリがいいし、突っ込むこともボケることもできる、クールもできてデレもできる。
どんんだけパーフェクト超人なんだ・・・。ネプチューンマン並みじゃないか・・・。
今回の84話は司ちゃんの新たな魅力を発見した素晴らしいお話だったと思います。
『トニカクカワイイ』において要ちゃんの重要性は語るまでもありませんが、今回はこの一コマに改めてはっとさせられました。
うん・・・。そうだよ。要ちゃんって俺たちが思っている以上にとってもいい子なんだよ。
下ネタとか冗談ばっかり言っているイメージだけど、だれよりも人の気持ちを考えようとしているし、だれに対しても優しいんだよね。
由崎君には適切なアドバイスをしてくれるし、夫婦の仲を深めようといろいろなところで手を差し伸べてくれるし。
司ちゃんに「先輩のことを助けてくれてありがとう」と伝えたときも感動したけど、この一コマにもとても心をつかまれてしまった。
要ちゃんには絶対に幸せになってもらいたいと心から思います。
とっても偉いよ。
9巻の最後の最後で問題のシーンが発生しました。
具体的には言えませんが、ナサ君が大胆な行動をしてしまいます・・・・。
顔をうずめるのは男の夢としても、9巻でここまで行ってしまうと今後どうなってしまうんだ。
サンデーで掲載できるのか?と心配になってしまいます。
まぁ、積極的にいちゃいちゃし始めたのはいいことだと思うのですが、これから進むにつれて由崎君はどのように進んでいってしまうのかが気になるところですね。
普段は夫婦間で優位な司ちゃんがこういった大胆な行動に関しては後手に回ってしまっているという構図はとても素晴らしいと思います。
ただ、今回の9巻では、司ちゃんから思わずキスをしてしまうというコマもあったので、今後は司ちゃんから大胆な行動をとってしまうという場面がもっと増えていってもうれしいですね。
まぁ、どちらでもうれしいです。イチャイチャは大好物です。
今回も素晴らしい巻でした。それ以上の言葉が見つかりません。
夫婦の仲が深まってきて、司ちゃんの「にゃんこver」や「ウザがらみver」といった新たな一面がでてきて、今後もこういった新たな一面を見ることができるんだなぁと、とても楽しみになりました。
これまでの30年間の人生でいろいろと漫画は読んできましたが、ここまでニヤニヤするというか理想的な夫婦のラブコメは読んだことがありません。
リアルタイムで見れることに感謝感謝です。
ではでは。
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