一話一話が珠玉の物語で引き込まれる。読後感が最高の一冊。『ハクメイとミコチ』8巻読後レビュー

不思議系

こんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。

今回は2020/1/14にようやく発売となった『ハクメイとミコチ』8巻の読後レビューを書きたいと思います。

いやー、今回の最新刊も素晴らしかった・・・・。

この世界観と奥深さがとても好きで、全巻を何回も読み返してしまう面白さがあります。

せっかくなので、今回の8巻の感想となぜ引き込まれてしまうのかといった点を紹介したいと思います。

1. ハクメイとミコチとは

ハクメイとミコチとは緑深き森で暮らしている小さな二人の女の子です。

身長わずか9センチメートルで、木の洞に家を作ったりはっぱを傘にしたりと穏やかで愉快な生活をしています。

その二人の生活を描いた作品がこのハクメイとミコチという漫画になっております。

また、この漫画は『ハルタ』で連載をしており、TVアニメ化もされています。

下の画像の右下にいる黒髪の女の子がミコチ、茶髪の女の子がハクメイになります。

参照:TVアニメ公式HP< http://hakumiko.com/index.html
2. 世界観が好き、キャラが個性的でかわいい

ハクメイとミコチの世界観ではいろいろな種族が存在しています。

ハクメイとミコチのように人間のような種族もいれば、イタチやトカゲのような動物でしゃべれるような種族もいるし、人間っぽいけど牙があるようないろいろな種族が一緒に生活をしています。

人間のキャラクターもとてもかわいらしいのですが、特に動物種族がとてもかわいらしく、個性的なキャラクターがとても魅力的です。

特に好きなのが下の画像の左から二番目にいるイタチの「イワシ」というキャラクターです。

イタチなのに名前が「イワシ」というところもいいですが、この世界で大工という職業についており、後輩であるハクメイに対しても兄貴分なところを見せてくれます。

時にはおっちょこちょいなとこもあったりしてそこが萌えポイントですね。

また、今回の8巻で初登場した鍛冶師のハルシナというミンクのキャラもとても素晴らしかったですね。

とても美人さんなお顔をしています。キャラクターデザインが素晴らしいです。

作者はイタチ系が好きなのかな?

今後の話でも出てくれることを期待します。

3. 様々なジャンルに対する造詣が深い

ハクメイとミコチでは魅力的な情報にあふれています。

私が特にそう思うのが、料理、酒、ファッションです。

ハクメイとミコチでは毎回とてもおいしそうな料理やお酒が登場します。

ハクメイたちが小さいので食材自体が大きいということもあるかもしれませんが、毎回ハクメイとミコチを見た後は料理がしたくなります。

おいしそうな料理をおいしそうに描く、魅力的なお酒とそのお酒を飲む場の楽しそうな雰囲気を描くといった点で『ハクメイとミコチ』は他の漫画と比べてずば抜けて表現力が高いと思います。

また、もう一つ特筆すべき点がファッションです。

ミコチがファッション好きというのもあるかもしれませんが、ハクメイとミコチではファッションの話がよく出てきます。

今回もオシャレのための服を見立てる話が合ったのですが、どれも服のセンスが素晴らしい。

人ではなく、動物が着ることになるのですが、どの服もそれぞれのキャラのイメージにとても合っており、確かにかっこいいなぁと思わされるファッションになっているのです。

また、着こなしについても触れられており、「ここのしっくりはしっくりじゃないんだよね」とか、「袖を通した瞬間服が体に張り付く感じ」といったように、あぁ~そういう感覚あるよねといった気持ちにさせてくれます。

思わずそういった服を探したくなるような気分とでもいうのでしょうか。

キャラクターのデザインにしても服のデザインにしても、著者のセンスはとても磨かれていて素晴らしいと毎回思わされます。

4. キャラの表情が豊か

時々、こういった目が死んでる表情が出てきますがとても好きです。

これは話の表紙になっているのですが、この話はどういった話なのかとても気になります・・・。

こういった表情だけではなく、うれしい表情だったり、恥ずかしい表情だったりと、ハクメイとミコチに出てくるキャラはどれも感情表現や表情が豊かです。

一部「セン」といったキャラのようにクールなキャラもいますが、それでも表情は豊かだと思います。

今回の8巻で一番好きな表情だったのは、上の画像ともう一つありました。

それが、妹からサプライズプレゼントをされたシナトのうれしさと恥ずかしさが入り混じった表情です。

普段クールなシナトがあふれ出るうれしさを隠しきれていないところがとてもよかったです。

まとめ

『ハクメイとミコチ』8巻の感想をまとめてみました。

話としては、第57話の「お気に入りの服」という話が一番印象的でした。

やはり、人ではなく擬人化した動物に着せて似合う服を考えることができるというのはすごい点だと思います。

今回出てきたファッションはすべて素晴らしい服だったと思います。

また、最後の「ハクメイとミコチ番外編 仕事の日Ex8」という著者の仕事終わりのバーでの一場面を描いた漫画もとても面白かったです。

こういった体験をしているからこそ、漫画でも魅力的なお酒の話を書くことができるんだろうなぁと思わされる内容でした。

『ハクメイとミコチ』はとても素晴らしい漫画ですので、皆さんもぜひお読みになってください。

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