こんにちわ。ひゅうが(@hinatanohyuga)です。
僕の心のやばいやつ3巻が発売されました。
今回の3巻もとてもヤバイ内容でしたね。
学校での圧倒的ないちゃいちゃを見せられていると思いきや、突然のおうち訪問でドキドキ介護回、そして、ハラハラのすれ違い回、それを乗り越えてのハッピーエンド。
1巻でどれだけ詰め込めばいいんだというくらい詰め込んだ充実した1巻でした。
今回は、3巻で気になった話について感想を述べていきたいと思います。
自分の素直な感情に従って行動する女の子ってかわいいよね。
自分の気持ちを知って、だんだんと積極的になる山田。
今回一番気になったのは、この保健室で身長を計るシーンでした。
保健室で身長を計ろうとしていた京太郎を見つけ、手伝ってあげようとするも、バーが動かずになかなか手こずる山田。
京太郎はこのときどんな気持ちだったんでしょうね・・・・。
山田のいい匂いはするし、目の前には凶暴な魅力の塊があるし・・・・・。
男子高校生には刺激が強すぎるのでは・・・・。
ちなみに、このコマでは胸だけではなく、よく見ると首に二つのほくろがあることがわかりますね。
首筋のほくろって魅力的ですよね。
この後は、結局バーが動かず、手で計ったのですが、そうすることで頭を手で直接撫でられることがわかり、京太郎にも同じようにしてもらいたいと思っていた山田。
ただ、京太郎は無理やりバーを動かしてしまい結局撫でてもらえずにむくれる山田がかわいかったですね。
一回目に読んだときは気づかなかったのですが、二回目三回目と読んだときになるほど、こういうむくれなのかと気づいたときにまた面白さがありますよね。
閉ざした心の氷まで解かしてしまう山田の素直さ
京太郎もそうですが、陰キャはプライドが高いので、誰かに利用されたり見下されたりするのを極端に嫌います。
自分が傷つくことを恐れ、信頼を裏切られたり、傷つけてきそうな相手には心の壁を築いて距離をとろうとします。
今回3巻では、山田にそのつもりはなかったとしても、厄介な先輩を遠ざけるために利用されたと感じた京太郎が、そのことに絶望し、山田と距離をとろうと冷たい態度をとってしまいます。
普通のラブコメでは、ここですれ違いのシーンで2、3話使ってしまうところですが、そうはいかないところが僕ヤバのすばらしいところ。
自分の気持ちに素直で積極的な山田は、逃げる京太郎を追いかけ、なぜ距離をとろうとするのか直接問いただします。
それでも拒絶をする京太郎ですが、泣き出した山田の姿を見て、自分の心に気づきます。
山田のことを好きになっている自分、そうなることで傷ついてしまうことを恐れる自分。
子供のころからいつもやっていた心の動きに初めて気づき、新たな一歩を踏み出します。
そして、仲直りをしたところで突然の山田の行動。
天真爛漫女子のすごいところですよね。
素直にハグができるって。この時の山田は、単純に京太郎が仲直りをしてくれたことが本当にうれしくて、無意識にハグをしていたのだと思います。
そのあと、一旦冷静になって、京太郎が嫌がってるのではないかと気づいた山田ですが、京太郎の「嫌とはいっていない」という萌え発言を受けて、場所を人気のない場所に替えて再度ハグをします。
一回目のハグですでに瀕死の読者は、このもう一回のおかわりハグで昇天してしまいます。
こんなことがあっていいのか・・・・・尊すぎる・・・・。
しかもこの後、山田のほうから一緒に帰ろうという提案があり、もう彼女やんって言葉が出かかります。
これでもまだ付き合ってないのか・・・・・。
とにかく、この回で京太郎と山田の関係はもうひと段階進みました。
陰キャの心を解かすのは、美少女の屈託のない無邪気な行動と素直な気持ちだということがわかりましたね。
いいなぁ~
この線、俺じゃないと見逃しちゃうね
おそらく、読者のほとんどは気にも留めないかもしれませんが、このシーンにおいて、一本重要な線が存在しています。
これがあるかないかで全然変わってきますよね。
著者はよくわかってる。この線がいいんですよ。この線が。
皆さんもよく見て見つけてみてください。
今後の展開
すれ違いを乗り越えて、心の距離がさらに近くなった京太郎と山田。
しかし、素直な気持ちを表現し、積極的に近づこうとする山田に対して、いまいち積極的には行動できない京太郎。
そのもどかしさがこの漫画のいい塩梅を生み出していますよね。
積極的に行動はできないけれども、京太郎はナチュラルボーンのたらしなので、今後、京太郎のなにげない行動のどういった点に山田が萌えてしまうのかといった点が見どころだと思っています。
転校生とかでてきたりするのかなぁと思ってみたり。
どう展開するにしろ楽しみでしかありません。
心の栄養ですので楽しみに待ちたいと思います。
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