次に来る漫画大賞の2020年がついに公開されました。
漫画は大好きだけど、最近面白い漫画に出会えていない・・・・・。
新しくて面白い漫画を探そうとするけど結局昔読んだ漫画や好きな作家のばかり読んでしまう・・・・。
という方も多いのではないでしょうか。
そういった方におすすめなのがこの【次にくるマンガ大賞】です!
すでに皆が知っているようなメジャーな漫画でなく、まだ知られていないけど、とても面白い漫画を紹介してくれるというすばらしい着眼点のランキングになっていますのでぜひご覧ください。
次にくる漫画大賞とは
niconicoとダ・ヴィンチの共催企画で、すでに売れているマンガではなく「次に流行るであろうマンガ」の発掘・紹介を目指して作られた賞となっています。
募集部門として「コミックス部門」と「Webマンガ部門」という2部門に分かれています。
大賞は5月8日時点で連載しているマンガ作品を対象としており、8月中旬ごろに結果が発表されています。
投票方法はniconico上の「次にくるマンガ大賞」公式チャンネルにて自薦他薦問わずエントリー受付を行っており、ノミネート作品をダ・ヴィンチ編集部が選考、その後niconico上でノミネートされた作品の中でユーザー投票を行い、各賞を決定しています。
それでは、コミックス部門とWeb漫画部門それぞれの入賞作品を抜粋して紹介をしていきたいと思います。
コミックス部門第1位 『アンデッドアンラック』
コミックス部門第一位に輝いたのはジャンプコミックスの『アンデッドアンラック』です。
鬼滅の刃やチェンソーマンなどが大人気になっている昨今、まだまだ知られていない隠れた名作といえるでしょう。
あらすじは、死を覚悟した風子の前に現れたのは、不死の体を持つ謎の男。
触れた者に不運を呼ぶ風子の力によって死ぬため、風子と行動を共にすることを決めたアンデッドのアンディだが、二人にある組織からの追手が迫ってきて・・・というハラハラドキドキのジャンプ漫画らしい漫画となっています。
一度読み始めると止まらなくなってしまうドタバタ展開ですのでぜひご覧ください。
コミックス部門第2位 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』
告白してもふられ続けていた主人公が、ある日神社で出会った神様に、高校生活の中で100人の女の子と運命の出会いをすることを告げられる。
出会った瞬間に自分のことを好きになってくれる女の子達に対して幸せながらもどう接するのか、そして、100人全員を幸せにすることができるのか・・・・。
単なるハーレムものかと思いきや、ボケあり、ツッコミあり、純愛ありのドタバタ勢いラブコメとなっています。
こちらは、三人目の彼女を迎えた時のシーンですが、ツッコミが秀逸で勢いに思わず笑ってしまいます(笑)
コミックス部門第3位 『それでも歩は寄せてくる』
からかい上手の高木さんの作者である山本崇一郎先生が描く超絶尊い将棋ラブコメです。
将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話となっています。
表情が変わらず何を考えているかよくわからないが、まっすぐな気持ちや感情をぶつけてくる歩と、そんな歩に対してことあるごとに赤面して動揺してしまううるし先輩のちょろさがすばらしい。
完全に付き合ってるよねという掛け合いがありつつも、将棋に勝つまでは告白しないという展開が微妙な関係性を構築しており、読者をもどかしくもキュンキュンさせてくれます。
Web漫画部門第1位 『僕の心のヤバイやつ』
Web漫画部門の第一位は『僕の心のやばいやつ』という漫画でした!
こちらのマンガは次にくるマンガというよりかはすでにバズっているといってもいいかもしれません。
内容としては学園カーストの頂点に位置し、モデルもやっている超絶美少女の山田と、重度の中二病陰キャの市川京太郎の格差恋愛を描いた漫画です。
私が初めてこの漫画を知ったのは、なにげなく流れてきた以下のツイッターでした。
と、尊い・・・・・・。
陰キャの京太郎は、中二病でとても暗い性格ではあるんですけど、やさしくていい子なんですよね。
ヒロインである山田が悲しんだりピンチの時には身を投げ出して守ってあげたりと、陰キャとは思えない行動っぷりを見せてくれるためとても応援したくなります。
一方の山田は、美人だけど天然で、お菓子が大好き。陰キャの京太郎に対しても分け隔てなく接し、積極的にかかわりを持ってこようとします。
青春時代陰キャだった人もそうでない人も、こんな天真爛漫に接してこられて、惚れないわけがありません。
特に邪魔が入ったり、どろどろしたりといったことはなく、接点がなかった二人がとあるきっかけで徐々に気になり始め、近づいていくという心の動きを丁寧に描いているところがこの漫画の素晴らしいところです。
漫画表現についても、今まで見たことのないような表現があったりして、じっくりと読んでいくと京太郎や山田の心の動きや気になっている部分がわかるような仕組みになっています。
Web漫画部門第2位 『姫様”拷問”の時間です』
魔王軍にとらわれた騎士団長の姫様が、魔王軍から与えられる様々な平和な拷問に耐えられないという、ちょろさを楽しむ漫画となっています。
騎士団長なので苦痛には耐えられるけど、おいしそうな食べ物や、厳しい教育のため幼いころに経験することのできなかった娯楽には耐えられないというちょろかわいい姫様が楽しめます。
「苦痛を与えるだけが拷問ではない」という新たな観点をベースに、騎士団長の姫様のギャップでくすっと笑ってしまう平和でほのぼのとしたギャグ漫画です。
カップヌードルカレーの話は特に好きです。
Web漫画部門第3位 『ほむら先生はたぶんモテない』
Web漫画部門第3位は『ほむら先生はたぶんモテない』です。
ジャージに白衣姿、いつもダルそうで、異常に体が弱くて、生物教師のほむら先生。
確実にモテないんだけど、時々見せるやさしさにキュンキュンしてしまう女子高生蓮見さん。
外見はだらしないけど、私だけが彼の良さを知っているという優越感を味わえるラブコメになっています。
一般人はまねしてもただモテない人間になってしまうだけなので注意しましょう。
まとめ
今回は、次にくるマンガ大賞のコミックス部門とWeb漫画部門を第1位から第3位まで紹介をしてみました。
どれもアニメ化等されておらず、まさに今後くるマンガといえそうです。
個人的な感想としては、最近は甘々なラブコメがランキング上位を占有しているなぁという印象です。
『僕の心のやばいやつ』、『それでも歩はよせてくる』、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』といったラブコメは悶絶するほどいいラブコメですのでぜひ読んでみてください!
今回は紹介しませんでしたが、この次にくるマンガ大賞2020ではそれぞれの部門で20位までランキングしていますのでぜひご覧になってください。
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